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元コンサルタントな歴史家―ドイツから見た日本

大学で近代日独軍事史を研究する伊藤智央のエッセイ。ドイツと日本に関する批判的な評論を中心に海外生活(留学や移住)の実態をお伝えしています。その際には元戦略コンサルタントとしての経験も踏まえてわかり易くお伝えできればと思います。

アメリカ独立記念日にドイツ駐留米軍基地の祭りに行ってきた!

ドイツ ドイツ-生活一般 ドイツ-観光

さて7月4日は何の日でしょうか?

答えはアメリカ独立記念日です。ということで、ドイツ・ヴィ―スバーデンの米軍基地で行われているお祭り(German American Friendship Festival)に行ってきました。

ヴィ―スバーデンには米軍基地が点在しており、対岸のマインツにもトレーニングセンターがあります。加えて、2013年からはハイデルベルクから移動してきたアメリカ欧州陸軍(米陸軍第七軍)の中央司令部が置かれています。

参照:USAG Wiesbaden

普段は立ち入り禁止となっている米軍基地

入り口に展示された軍用車両

さて入り口のセキュリティチェックで鞄や上着を検査された後、すぐ目につくのが軍用車両です。二台展示されています。

普段は近くから見ることもないので、多くの来場者が写真を撮っていました。中をのぞくと座席も堅そうで、座り心地最悪なんですね。

軍用の装甲車両

装甲車両の中も覗けます

軍警察用の車両

出店よりも人間が面白い

出し物としては屋台や移動式遊園式があり、基本的にドイツの普通のお祭りと同じです。肉系の食べ物やビール、恐怖系の乗り物やお化け屋敷が中心です。

移動式なので、日本のような固定式の遊園地に比べると規模で見劣りがしますが、子ども的には楽しめるのでしょう。

いつものドイツの遊園地の風景

普通の祭りとの大きな違いはアメリカ人の多さといたるところにある星条旗です。

アメリカとドイツの国旗があしらわれたグッズも買えます

星条旗が並ぶなかでビールを飲むドイツ人

ただこの星条旗を除けば、どこのドイツの祭りにでも見られる風景です。大人たちが野外におかれた長テーブルでビールやワインを飲んでいます。

星条旗を身にまとむ青年

果たして、星条旗のマントを付けている彼は愛国的なアメリカ人なのでしょうか、アメリカ好きなドイツ人なのでしょうか。聞けずに終わってしまいました。

全体として、肥満体質の人が普段の町中よりも目立ったのは気のせいでしょうか・・・加えて、肉がはみ出ているのをわざわざ露出するような服を着ているので、否が応でも目につきます。特に背中から見えた肉のだぶつき具合が(以下、略)

国民の平均を見ると確かに、ドイツはハンガリー、リトアニア、イギリス、フィンランドに次いで、ヨーロッパにおけるOECD(経済協力開発機構)加盟国の中では5番目の肥満国ですが、アメリカは全OECD加盟国の中で堂々のトップです。(両国とも下のグラフで濃い赤紫色にしています)
*肥満=BMIが30以上
**15歳以上を対象

OECDによる、先進国における肥満成人の割合に関する統計 HEALTH AT A GLANCE 2015 © OECD 2015
出典:Obesity among adults - Health at a Glance 2015 - OECD iLibraryを基に著者作成

ちなみに日本は最下位です。いつまでこの地位を維持できるのやら。

余談:それにしても、たばこの煙がすごくて息するのも嫌でした。たばこ吸う場所もっと制限してほしいよ・・・

夜は花火

夜の10:30から20分ほど花火も予定されています。

よく理由はわかりませんが、10分遅れてスタート。アメリカ人もルーズなのか、それともルーズなドイツ人職人のせいなのか、眠い目をこすりながら待っていました。

アメリカの花火!

アメリカの花火を独立記念日に見る

独立記念日のためか、中には花火の最中に「God save America」と(冗談?)大声で叫ぶ人もいました。どうせなら花火の最中にアメリカ国歌でも流してくれたほうが雰囲気も出たのにと思ってしまいました。

花火の後は、近くのバス停が人であふれかえっているのを横目に帰っていきました。

人であふれかえるバス停。日本の花火後の混乱と同じ光景

というわけで、在独アメリカ軍基地への訪問レポでした。

他にも以下のような記事も書いております。

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