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元コンサルタントな歴史家―ドイツから見た日本

ドイツの大学で歴史を研究する伊藤智央のブログ。ドイツと日本に関する批判的な評論を中心に海外生活(留学や移住)の実態をお伝えしています。その際には元戦略コンサルタントとしての経験も踏まえてわかり易くお伝えできればと思います

【200記事目】海外からブログを書いてきて感じたこと、得たもの

ブログ運営

ついに200記事に到達しました。

100記事目に到達するのも7か月ほどかかりましたが、200記事目は100記事目から8ヶ月かかりました。*1ここでは、200記事目で感じた

  • ブログを継続すること
  • 自分のスタイルを見つけること
  • 大目標および目標達成度を測る指標を見出すこと

の大切さを語っていきます。

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①ブログ運営の鍵:継続

ブログというのは、継続するのが大変であり、そして継続こそが成功のカギだということを日々感じています。

継続の難しさ

というのもブログを書いていると、他のブログが次々と更新を停止、もしくは一ヶ月に一回も更新しないブログが目に付いてきます。それだけ、更新し続けるということが簡単ではないということです。

正直、ネタがないということは毎日少なくとも1回は頭をよぎっています。しかし、今まで何とかやってきました。 毎日綱渡りです。ブログ向けに、自分の体験を切り売りしてきましたが、無尽蔵に面白い体験があるわけではありません。たまに、「これと同じような記事、前に書いたことあるんじゃない?」と気付くこともあります。

ただ、継続することが大変だからこそ、継続できることがブログへの流入を大きく伸ばすカギになります。

継続の大切さ

更新しないブログは検索経由でも次第に誰も見に来てくれなくなります。

つまり、更新をやめたライバルは自動的に脱落していくことになります。その結果、ブログを継続していることで、相対的に見れば、自分の評価が上がっていきます。それは検索サイトからの評価にも表れてきます。

ここで述べている継続とは、内容のない記事を毎日書くということではなく、内容のしっかりとした記事を書き続けるということです。ブログを書くということが自己目的化しても意味がないので。

1週間に1回でもいいので、テーマを見つけて、その大枠に内容を流し込んでいきます。

②自分のスタイルが見えてきた200記事目

150記事目を超えたあたりから、自分がブログでしたいことが明確になってきました。

それは、ただドイツのことを日本に紹介したり、ドイツの事例をもってきて「日本はダメだなー」とか、「やっぱり日本のほうがいい」とか、「他にも道があるよ」ということを言うことではありません。

そうではなく、ドイツと日本の差を見せることから一歩進んで、「それで?(So what?)」という疑問に答えたいと考えています。もちろん毎回うまくいっているかということは別ですが、少なくとも目標は、表層的なドイツ紹介ではなく、より深みのある記事を書くことです。論文じゃないので、記事内容はあくまで仮説ベースのままで公開しています。

そうした視点を示すことで、「なるほど」という納得感を読み手にもたらすことができると考えています。

(自分的には)成功した記事

例えば、こうした新しい視点で書くことができた(と自分で考えている)記事は以下の記事です。

日本の電車内では女性が化粧をしてはいけないという、無言の社会的圧力がありますが、それを正反対となるようなドイツの事例と対比させながら考察しています。こうした比較によって、化粧禁止という「道徳」の裏には、公共圏に対して独自の理解があることを明らかにしました。

単にドイツの事例を持ってきて終わり、というのではなく、それを起点として、「公共圏」に対する認識の違いまで昇華できたのではないかと思います。

読者視点の重要性

自己満足に陥らないためにも、もちろん読者視点は忘れないように努力しています。

「読んでほしい記事が読まれて反響が生まれる」

そのプロセスが、楽しいですし、自分にとってのブログの目的だと見えてきました。

そのためには、読者視点がないと記事が読まれもしません。そのため、

  • テーマ:身近なことについて
  • 方法:出来る限りわかり易く

書くということをより一層心がけるようになりました。

というのも、オピニオン主体のブログは、やはり押しつけがましい感じがして敬遠されがちだからです。

ブログから得たもの

ブログには、週末を中心に多大な時間を費やしていきました。

記事を書くだけでなく、ブログのデザインや、記事のネタ探しも含めると、生活の多大な時間がブログに消えていきました。半分、家族に嫌われてもいます。「また、ブログやってる。少しPCから離れたら?」という声が聞こえてきます。

しかし、そうした周りからの非難声に見合うものも得ています。それは、読者の方の存在です。

定性的な指標:反響

コメントへの書き込みを見ると、少しでも役に立ってるのかなという気持ちになります。

PV数や読者数という、目に見える数の上昇に喜ぶのもいいですが、PV数だけだとどんな読まれ方をされているのかわかりません。そのため、非難ではなく批判の対象となり、インスピレーションを与えていることがわかるようなコメントを頂けると、やはりうれしいです。

良い意味で、一石を投じることができたのかと。

このブログの目的は、読んでくれる人の役に立つということなので、コメントはやはり一番の励みになります。

定量的な指標

PVの裏にある、「ブログの読まれ方」ということに着目すると、「自分の文章で読み手にインパクトを与える」ということが大目標として設定できます。

そうした観点から見ると、定量的な指標として、

  • ページ/セッション数
  • サイト滞在時間

といった数字がやはり気になってきます。

それは、記事の内容に満足してもらい、その結果、定期的にサイトを訪れてくれるようなファンを増やしていくことです。

ファンを増やす方法については以下でまとめて書いておりますので、ご参照下さい。

サイトに○○万PVアクセスがあるといっても、○○万回見られているのは、結局各記事だけで、記事レベルでの関心の段階にとどまっていることも考えられます。記事への関心を、サイト自体への関心へとうまくつなげていくことが、今の自分にとっての課題です。

ビジネスでもそうですが、既存顧客を囲い込んでいくことが、ビジネスを安定的に強化していく上で最も大切なことです。

そのため、今後も新規顧客への窓口を広げる意味から、需要のある記事を書くと同時に、新規顧客をファンに変えていけるような記事を書くことにも意識を振り向けていくのは、間違った戦略ではないと思います。

それでは、今後とも、当ブログを宜しくお願いします。

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*1:ペースは落ちていますが、ブログは自分の書きたいことを書くので、書きたいことがなければ書かないというスタイルをとっているので、それほど問題はないと思っています