ヴィースバーデンは第二次世界大戦で他の都市に比べると建物の損傷率が30パーセントほどと爆撃による被害が少なくすみました。
そのため、歴史的な建物の多くが保存されております。多くの建物が1900年前後の古典主義、歴史主義、ユーゲント様式に代表されます。
市の公式のサイトも日本人向けに観光名所がリストアップされていますが、こんなの行ってどうするの?といったものまで含まれており、観光には役に立ちません。
また温泉とカジノを中心とする代表的なスポットもこちらのサイトで紹介されています。
現地人による二つのお勧め散歩ルート
ここではどこにも載っていないお勧めの散歩ルートを二つ挙げます。
どちらも、それは戦争被害を大きく免れたことから現在も残されている、19世紀から20世紀への世紀転換期に建てられた一般の建物や別荘が見られるルートです。
これらの建物は、現在も普通の人が借りて住むことができます。
ルート①:閑静な住宅(所要時間5分)
Adolfsallee
このような建築が並木道に沿ってきれいに並んでいる最もきれいな場所はAdolfsalleeでしょう。駅からも近いので是非お勧めです。
ルート②:瀟洒な住宅街から街の中心へ(所要時間30分)
Marcobrunnerstraße
少し中心からは外れるので、時間が有れば是非訪れてみてください。落ち着いた場所です。
Ringkirche
ついでお勧めなのが、Ringkircheです。フリーメーソンの建築家が建てたこともあり、入り口のドアにコンパスのシンボルがあったりと発見するできることも多いです。
(写真は昔雪が降ったときに撮った写真です)
Rheinstraße
街の大動脈の一つです。道の真ん中に散歩道があるので、そちらをゆったりと散歩できます。
Wilhelmstraße
やや高めの店が立ち並んでいます。右側には別荘群が立ち並んでいます。
クアハウス
そして最後に観光名所クアハウス(カジノ)へ続きます。外面だけではなく、中もきれいですので、ちょっと入ってみてください。ユーゲント様式のきれいなモザイクが壁を飾っています。