海外旅行先で地図を確認したい場面は多くあります。
ネット環境が必要な地図アプリだと、ネット契約が別途必要になります。日本ではともかく、海外ではわざわざ数日間の滞在のために契約するのも面倒です。
そんなときに現地でネット接続することなくスマホ上で現在地や目的地を確認できるアプリがオフライン地図アプリです。そのうち、私が常用しており大変使えるアプリを紹介します。
それはMAPS.MEです。

このアプリでは、事前に行先の地図をダウンロードしておきます。するとスマホのGPS機能(ネット接続不要)と地図情報を組み合わせて、現在地や、目的地までのルートを教えてくれます。ルート計算の際には徒歩、自転車、車を選択できます。
![]() |
![]() |
旅先での4つの利点
①カーナビ・ルートガイドの代わり
私は、フランスに行ったときに車をレンタルしたのですが、持参したカーナビにフランスの地図が入っていませんでした。事前に確認しておけばよかったのですが・・・若干パニックになりましたが、スマホに入れているMAPS.MEを使って、カーナビ代わりとして使いました。その結果、旅行期間全体を通じて、地図に関して問題が生じたことはありませんでした。
カーナビ付きの車を借りるとそれだけで若干高くなるので、これで少し節約できます。
もちろん、徒歩でのルート検索も可能ですし、自転車でサイクリングしたい場合にはサイクリング用のルートガイドも選択できます。
②周辺の施設を検索可能
現在地の近くにある施設も検索可能です。
例えばレストラン、観光地、銀行といったように海外旅行の際に必要となるような施設がすべて検索可能です。これで施設を探す時間も節約でき、その都度地図看板に頼ることなく快適に旅が出来ます。
③ブックマークで特定の場所を保存
ブックマーク機能を使えば、気に入った場所や事前に調べた結果行きたいと目星をつけた場所をお気に入りに入れておくことができます。
その場所に行きたい場合、その都度、ブックマークから呼び出して現在地からその場所までのルート案内も可能です。
④旅行先の情報を道中に確認できる
特に海外という不慣れな土地に行くのであれば、事前にダウンロードして準備しておけるMAPS.MEは非常に便利なアプリだと思います。
というのも、ホテルや観光地の場所といった行先の周囲に何があるのかを道中に確認しておけば、行先が町中にあるのか、どういった(駐車)施設が周りにあるのかがわかり、安心するからです。
事前に地図を見ておくのとそうでないのとでは、現地での土地勘が違ってきます。
日常生活でも使えるMAPS.ME
通信データ量が抑えられ経済的
実はドイツでも、通信データ量をケチるためにこのアプリを入れています。普段住んでいる地域をダウンロードしておけば、ネット通信をすることなく生活圏内で地図に困ることはありません。
これによって、データ量の低い契約プランを選んでも、地図の分、通信料が少ないため不便なくネットが使えます。
ちなみに日本に行った時にもデータ量が制限されていたのでフル活用しました。
ネットに依存しないため反応が素早い
またネット環境が悪い場所においても、拡大したり別の場所をすぐに見るにあたって便利です。というのも、地図を読み込む必要がないので、地図上での操作に対する反応が素早くストレスがかかりません。
Googleマップよりも優れている点
使える地域の数
確かに多くの人が使っている「Googleマップ」でもオフラインで使用可能ですが、使用可能な地域が限られています。それに比べMAPS.MEではほぼ世界中どこでも使えます。
そのために、Googleマップで使えない地域はMAPS.MEを頼るしかありませんが、その都度使い分けるのは面倒です。MAPS.MEに一本化しておけば、海外で困ることはありません。
直感的な操作性
加えて直感的な操作の点でもMAPS.MEのほうが優れているというのが私が長年使用してみての実感です。ただUI(使いやすさ)に関しては相性の問題でもありますので、実際に使い比べてみてもいいかもしれません。
ダウンロードサイト

他にも以下のような記事も書いております。