ドイツ人はBBQ(バーベキュー)好きです。
敷地に余裕がある人も多いので、夏には週1回BBQをする人もいます。私も夏になると1か月に1回はBBQします。BBQは季語のようなもので、BBQをしないと夏が来たことを感じられません。
BBQはコンロで決まる
一般的にBBQをする理由は以下の3つぐらいでしょうか。
- 他の人と一緒に外で食べるという雰囲気
- 炭火の香りが付いていた肉
- 温度は高いために表面がパリパリに焼きあがる肉
しかし、コンロによって味も雰囲気も違ってきます。
やはり、本格的な炭火型コンロの方がおいしいですし、なによりもかっこいいです。ガスでも高い温度を作り出すことはできますが、BBQといえば炭火でしょう!
ただ炭火型コンロもいろいろあり、「どれ買えばいいか正直わからない」という人も少なくないと思います。
そこで今回は、コンロのタイプを2種類に分け、それぞれの状況にあったおすすめコンロをわかりやすく紹介していきます。
王道を極めたい人へ
アメリカ人は夏には毎日BBQをやっているようなイメージがありますが、やはりコンロもアメリカ製が本格的でおススメです。
本格的なBBQを楽しみたい人、炭火マイスターとなって頼りがいのあるところを見せたい人にはこれで決まりでしょう。やはり、炭火の匂いが立ち上るクラシックタイプは、炭火の香りが肉に染み込むために病みつきになります。
但し、欠点があります。それは、持ち運びが大変という点です。
- 大きさ:47cm(直径)× 88cm(高さ)
- 重さ:約8.6kg
そのため、コンロを移動させる必要がない、もしくは車のスペースに余裕がある方におすすめします。
あと、こうしたタイプのコンロはかなり高温になるので、焼き肉のような薄切りではなくステーキのような分厚さ(1 - 2cm)の肉を入れないと焦げるので注意しましょう。
移動に便利で安全さを求める人へ
アマチュア・バーベキュー界の革命児(?)で、煙が外に出ないのが特徴です。
このコンロは便利で安全性が高いの一言に尽きます。利点は3つあります。
- 移動が簡単なコンパクトサイズ(直径43.5×高さ25.7cm、重さ6.5kg)
- 安全性が高い*1
- 側面と底が熱くならないため、机にも置ける
- 倒れても、炭は隔離されているため火が出ない
- 肉の油が落ちるパーツは食器洗い機可能
こうした安全性の高さや無煙という特徴から、以下のような状況の方にはピッタリではないでしょうか。
- 子どものいる場合
- BBQ場所まで移動が必要な場合
- BBQ場所が市街地で、煙が近所迷惑になるのか不安な場合
余談:一人でBBQも悪くない
七輪タイプのコンロもあります。
焼く網の面積が限られているので、1-2人でゆっくりと楽しめます。「BBQしたい。でも人集めるのも面倒だし、準備も面倒」という方にはぴったりでしょう。
本格コンロでBBQを楽しもう
いかがでしたでしょうか。コンロ一つにこだわることで味も雰囲気もかなり変わってきます。
ただ、どのコンロも火を使うものなので、必ず取扱説明書に従って使用してください。使い方さえ守れば、友達や家族との楽しい時間が過ごせること間違いありません。
ビールを片手にBBQ、人生最高じゃないですか。*2