元コンサルタントな歴史家―ドイツから見た日本

ドイツの大学で歴史を研究する伊藤智央のブログ。ドイツと日本に関する批判的な評論を中心に海外生活(留学や移住)の実態をお伝えしています。その際には元戦略コンサルタントとしての経験も踏まえてわかり易くお伝えできればと思います

文章にメリハリをつけるためのたった1つのテクニック

「まだ例を言えるけど、ここでは諸事情によりこれ以上言いませんよ」という意味で「など」、「とうとう」という言葉は使われます。確かにこの言葉は便利ですが、使い方によってはむしろ文章/発言の内容の信憑性を貶めてしまいます。

こうした曖昧な言葉を使わないように努めることで、話し手の意識も変わり、言葉の使い方を意識するようになります。それによって文章/発言の質にも変化が生じてきます。

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東大に現役&塾なし&公立出身で入った私の独学勉強法

私は中学も高校も普通の公立学校で、塾に一回も通ったこともなく、ストレートで東大文科一類(法学部と考えてもらっていいでしょう)に入りました。

中学校はもちろん地元の公立学校で、授業中抜け出す不良がたくさんいた、どこにでもある学校でした。

こうしたことから、私は大学受験までに高校受験しか受けたことがありませんでした。

なぜ塾も行かず、公立高校から頑張ったかというと、

  • 私の家は裕福ではなく安上りに勉強したかった*1
  • 自分のペースで勉強したかった

という二つの理由からでした。

では、そんな私がどうやってお金をかけずに東大(文科一類)にストレートで入れたのかについてお話します。

*ちなみに、私は大手塾の東大全国模試で、東大文一志望者の中で一桁の順位をとっています。塾には行ったことはありませんが、3回だけ大手塾の全国模試を受けたことがあります

*1:東大生の親の年収:東大生の親の世帯年収は950万以上が半分以上なので、東大に入るのに多くのお金を使っている人が多いのでしょう。もしくは、収入の多い家庭は両親の知的レベルも高いために子供も頭がいいのかもしれません。(東大生の親の年収 950万円以上が51.8% 教育格差は中学受験から始まる?〈AERA〉)いずれにせよ、入学後の印象は、中流上より上の家庭出身者が世間一般よりも多かったと覚えています。入学式にフェラーリで来た人がいるという噂も耳にしたこともありました。もちろん普通の家庭出身の人もいましたが。ただ、東大に入るのにお金がかかるのは一般的傾向であって、私の例のようにお金が絶対的に必須というわけではありません。工夫次第では、塾に行かずともうまく勉強できます。

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