元コンサルタントな歴史家―ドイツから見た日本

ドイツの大学で歴史を研究する伊藤智央のブログ。ドイツと日本に関する批判的な評論を中心に海外生活(留学や移住)の実態をお伝えしています。その際には元戦略コンサルタントとしての経験も踏まえてわかり易くお伝えできればと思います

嫌でもパソコン作業が激速になるたった1つの方法

PCはどのような仕事をしていても多くの場合、必須の仕事道具です。PCを避けて通ることはできません。

そのため、PC自体やOfficeプログラム(ワード、エクセル、パワーポイント)、ブラウザーの操作を1秒でも速くすることができれば作業効率も格段に上がります。

そのために必要な方法はたった1つで、これさえマスターすれば、作業が数倍にもなります。これによって空いた時間は別のことに使うことができます。

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ロジカルシンキングの基礎「MECE」に潜む落とし穴

コンサルタント業に限らず、もれなくダブりなく考えることは重要です。この思考方法のことをMECE (mutually exclusive and collectively exhaustive)と呼びます。

MECEに考えることは重要で、それによって今まで考えられていなかった問題を発見できたり、相手に納得感をもって受け入れられるという効果があります。そのため、まずはMECE思考を身に付けることを勧めます。*

*MECE思考は訓練無しでは身に付きません。そのため多くの人はMECE思考が出来ていません。ですので、これが出来れば人より一歩先んじることができます。訓練方法は文末に「補足」で紹介しています

しかし、一旦MECEを使いこなせるようになると、MECEの限界にも気付くようにもなります。それは、MECEはあくまで何かを達成するための道具でしかなく、MECEな考え方になっていればそれがゴールというわけではないということです。

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【学術論文から一般向け文章まで】タイトル付けの2つの極意

文章のタイトルをつけるとき、どうやって考えていますか?もしかして、チェックリストや感覚のみに頼ってつけてませんか?

どんな文章であれ、タイトル/表題/題名(以下、タイトル)をつける際にはテクニックが必要です。ここでは、タイトルとは一体何なのかということから遡ることで、アカデミックな論文から一般書籍、ブログにまで、どんな文章にも使える、タイトルの付け方のコツをお教えできればと思います。

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【作業単位へブレイクダウン】アウトプットの質を最適化するためのたった1つのコツ

ビジネスであれ、学術論文の執筆であれ、それがどうやって価値を生み出しているのかを理解することは重要です。というのも、それを意識することが、アウトプットの価値を最大化することの手がかりになるからです。

ではどうすれば「仕事が出来る人」になれるのか。

そのために一番しなければならないことは、作業プロセスを見渡す目でしょう。

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【インプットの質を意識せよ】仕事上でライバルに差をつけるためのたった1つの方法

研究者もサラリーマンと同様に成果物のアウトプットを高めることを常日頃考えています。

研究者の場合、アウトプットとは口頭の場合もありますが、書き物にも現れてきます。ビジネスでも口頭でのプレゼンと同様に紙の資料がアウトプットになります。

では研究やビジネスに関わらず、こういったアウトプットの質を上げるにはどうしたらよいでしょうか?

それを考えるためにはまず、そもそもアウトプットはどのような変数によって決まってくるのかを見定めることが必要となります。

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