「海外で子どもを育てれば自動的にバイリンガルで育つ」と考えているのは、間違いです。
環境にもよりますが、親が何も努力しないと子どもの使う言葉は現地の言葉が中心で、日本語が全く話せない、話せるけど読み書きが苦手といったケースになることもままあります。日本語を現地語と平行して習得させるためには、親が中心になって、膨大な時間と努力を惜しまない覚悟が必要です。
そうした大変さは私自身も子育て中ということもあり、毎日身に染みています。
恐らくほとんどの親は試行錯誤しながら、実際の子育ての日常で使えるまでに落とし込んだ道を見つけていくことになるでしょう。
その助けとして先人の知恵を借りることは有意義でしょう。そのため、今回はオーストリアでバイリンガル育児を実践されているひょろさんに、誰でも実践できるコツを中心にお聞きすることにしました。
ご自身の体験に根差したアイディアばかりですので、海外で子どもを育てている方は必見です。
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