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元コンサルタントな歴史家―ドイツから見た日本

大学で近代日独軍事史を研究する伊藤智央のエッセイ。ドイツと日本に関する批判的な評論を中心に海外生活(留学や移住)の実態をお伝えしています。その際には元戦略コンサルタントとしての経験も踏まえてわかり易くお伝えできればと思います。

【実体験】20年来のカラオケ恐怖症を克服した方法

仕事術 仕事術-その他

私は20代後半になるまでカラオケで一曲も歌ったことがありませんでした。

音楽の授業で一人で歌うテストがあっても、抵抗して絶対に歌いませんでしたし、友達とカラオケに行っても自分で歌うことは絶対しませんでした。というのも人前で歌うことに極度の抵抗を感じていたからです。かといって歌が嫌いなわけではありませんでした。

しかし最近になって少しずつですがようやく人前でも歌えるようになりました。もっと早くに恐怖症を克服しておけば、人生がより楽しかったのではないかとも思います。

ここでは私がカラオケ恐怖症を克服した個人的体験を、恐怖症の方の参考になればと思い書いてみました。

カラオケのマイク

カラオケ恐怖症の原因

何故私がカラオケ恐怖症であったのかと言うと、三つの理由があったのかと思います。

  1. まず、家族の中で「我が家は音痴」という言説がまことしやかに語られていたことがあります。そのため、「自分は歌がうまくない」と無意識のうちに思っていました。
  2. 加えて、自分のプライドの高さが障害になっていたのかと思います。下手だと思い込んでいたので、このプライドの高さが「下手なので、実際に歌って笑われたらどうしよう」という恐怖につながっていきました。
  3. 最後に、実際に親しい身内でカラオケに行くという機会がなく、「自分が本当に下手なのか」、「下手だったら笑われるのか」ということについて実際に検証することがありませんでした。我が家では、家族でカラオケに行く文化はなかったのです。それによって、前段階で述べた「下手なので、実際に歌って笑われたらどうしよう」という恐怖心が私の中でいつまでも存在し続けていました。

そんな私は、学校の友達とカラオケに行っても、飲み物を飲んでいるだけでした。といっても寂しいと思った事はなく、カラオケでわいわい騒ぐのを楽しんでいました。ですので、かわいそうだとは思わないでください。とはいえ、やっぱり歌えばもっと楽しいんだろうなという思いはどこかで感じていましたが。

結局このようなカラオケ恐怖症を引きづったまま大人へとなり、20代後半まで変わることはありませんでした。

恐怖症を実際に克服した方法

ではどうやってこの恐怖症を克服したのか。

ステップ1 YouTubeカラオケで自信をつける

長年聞いていてメロディーが完全に頭に入っている曲をYouTubeで流しながら、親しい身内の前で歌ったことが最初のステップでした。

伴奏だけのカラオケではなく、歌手の歌声とともに歌うことで、自分の声をまともに聞かずに済みます。それに音程も歌手の歌声に合わせればいいので、音がそれほど外れることもありません/少なくとも音が外れていることは気づきにくいです。

このYouTubeカラオケをしていると、次第に自信がついてきます。この自信が大切です。

ステップ2 親しい人に歌声聞かせる

自信がついてくると、親しい人であれば聞かれても大丈夫と思うようになります。

そこで実際に歌声を聞いてもらいましょう。そもそも誰かに歌声を聞いてもらうこと、これが最初で精神的に乗り越えるのが一番難しい壁かもしれません。

ですので、ステップ2までは時間をかけても問題ありません。

ステップ3 親しい人とカラオケに行く

次に、すでに自分の歌声を聞いている身内とカラオケに行きました。一旦歌声は聞かれているので、恥ずかしい気持ちはあまりありません。一人カラオケをしてもいいのかもしれません。

一応これでカラオケデビューです。

ステップ4 カラオケに連れていく友人を拡大していく

ここまで行けば、後は親しい友人とカラオケに行ったりして「歌っても大丈夫」という気持ちを少しづつ醸成していけばいいだけです。

むしろ歌うこと自体に楽しみを見出せるようになるので、歌が下手であろうとどうでもいいという気持ちも生まれてくるかもしれません。

まとめ:恐怖症はあくまで精神的な問題

恐怖症の問題は、実際に歌がうまくなれば克服できるものでもなく、精神的な問題です。ですので、少しずつでもいいので、親しい人の前で歌ってみてはどうでしょうか。加えて、歌うことでのみ上達します。

「歌なんて歌ってる本人が楽しめればいい」と思えば、下手かどうかはどうでもよくなります。その心構えが、恐怖症克服にとって重要です。

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