2017/11/28更新
ここ数年の間に見て面白いと思ったホラー映画をまとめています。網羅的に挙げておりますので是非、次の映画選びに参考にしてください。
*各映画に点数もつけています。なお、A、B、C、D評価でAを「最高」としています。
ア行
インシディアス
主演:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン
評価:B
コメント:
新居で起きる怪奇現象がテーマ。
ポルターガイストにも似た現象が起きることから新居を呪われていると感じた家族は、別の家に引っ越すことにする。しかし新居において息子がこん睡状態から戻らなくなる。彼は別の世界に行って帰ってこられなくなったということであった。そこで、父親が霊媒師の力を借りて息子を連れ戻しに行く。
ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
主演:ダニエル・ラドクリフ、キーラン・ハインズ
評価:B
コメント:
20世紀初頭のイギリスが舞台。ある家族の遺産相続を取り決めるために、若い弁護士である主人公は沿岸の街へと赴く。必要書類が保管されている古い屋敷にこもって作業を進めるうちにこの家族がもっている恐ろしい秘密に突き当たる。その秘密とは彼が見かけては消える、黒い服を着た女性の亡霊にまつわるものであった。
ハリーポッター主演のラドクリフがポッターイメージを抜け出した作品。
カ行
クジョー
主演:ディー・ウォレス、ダニー・ピンタウロ
評価:C
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セント・バーナードのクジョーが狂犬病になり人々に襲い掛かる。
「狂犬」病というだけに、狂った犬の恐ろしさが伝わってくる。1983年公開ということもあり現在の視点からは、前半の導入部分がかなり長く感じられるが、これは最後のクライマックスにおける迫真の演技で相殺される。
サ行
シャークネード
主演:イアン・ジーリング、タラ・リード
評価:(B級映画としては)A
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B級映画の定番。
サメがハリケーンによる高波によって陸上に押し流され陸上の人間にも襲い掛かってくるという半分ばかげた映画。映像や設定も含めてそのばかげた感が魅力的。
呪怨(ビデオ版)+呪怨2(ビデオ版)
主演:柳ユーレイ、栗山千明、大家由祐子、芦川誠
評価:B
コメント:
劇場版よりも怖い。
ホームビデオで撮ったような画質や撮影に使われる家があまりにもリアルに庶民風なために、映画の出来事が身近で起きているような錯覚に襲われる。私はあまりの怖さにはまってしまい、原作とも読み比べてしまいました。小説では、伽椰子が死ぬまでの事情が詳細に書かれており、ホラーというよりも悲劇として『呪怨』の物語りが描かれています。ビデオ版、小説ともに魅力的です。
ソウ
主演:ケイリー・エルウィス、リー・ワネル
評価:A
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急に襲われ、気が付けば足首に錠がなされ鎖につながれているというあり得ない設定から「ゲーム」は始まる。このようにして監禁された二人の男はのこぎりを見つけるが、それは鎖を切るためではなく、足を切るためにわざと置かれていた。
家族も同様に誘拐されて命の危険が迫っていると知った、主人公はある行動に打って出るというラストがまさかという驚きの結末。
ソウ1は知的な心理戦を含むホラーであったがソウ2以降は単に残虐な映画になってしまったという残念な印象。
タ行
デビル
主演:クリス・メッシーナ、ローガン・マーシャル=グリーン
評価:B
コメント:
エレベーターの中で起きる密室ホラー。
エレベーターにたまたま乗り合わせた人たちが、エレベーターに閉じ込められ、明かりが消えるたびに一人ずつ何ものかに殺されていく。この恐怖感から彼ら・彼女らは疑心暗鬼になり、お互いを警戒し合う。純粋な心理戦にひそむ怖さが味わえる。
ダウン
主演:ナオミ・ワッツ、ジェームズ・マーシャル
評価:C
コメント:
雷を機に、超高層ビルのエレベーターが異常なふるまいを見せ始める。
まるで人格をもったように動くエレベーターが人を吸い込んだり、人をドアに挟んだまま上からエレベーターが下りてきて人を切断する殺人マシーンとなる。しかし、主人公たちは悪魔のようなエレベーターの正体を突き止めようとする。
B級映画的な演出が見られるが、全体としてスリリング。
ハ行
ハエ男の恐怖
主演:ヴィンセント・プライス
評価:A
コメント:
1958年公開の古典。
電気により空間を移動する実験をしていた科学者が自らの体で実験したところ、ハエが間違って入ってしまい、ハエの頭と腕をもったまま電送装置から現れてしまう。元に戻るために、自分の頭と腕をもったそのハエを捕まえようとするがうまくいかない。次第にハエのような思考にとらわれるようになり、食欲もハエのようになってしまった主人公はある決断をする。
1950年代の映画だが、「ハエ男」という恐ろしさは現代でも十分に通用する。
パラノーマル・アクティビティ
主演:ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート
評価:B
コメント:
あるカップルの家で起きた超自然現象が、家庭用ビデオで記録されていく。
家庭用ビデオという設定のため、視点が固定されているが、それがまたリアル感を醸し出している。奇妙な音や自然と開くドア、彼女が夜中に急に起きてパートナーを何時間も見下ろすが翌朝には何も覚えていない奇妙さ。そして衝撃のラスト。一つのコンセプトがうまく作品を貫いています。
東京を舞台にした後編『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』も同じような手法で撮られているので、パート1が気に入った方にはおススメ。
ラ行
ローズマリーの赤ちゃん
主演:ミア・ファロー
評価:B
コメント:
1968年公開の古典。
新しい住居に引っ越しきた主人公夫婦。近所の老夫婦の誘いに応じて夜の食事を共にする。その後、妊娠したことがわかると、老夫婦は親切にも毎日特製の飲み物を持ってきてくれるという親切さ。
しかし、腹痛が収まらないにも関わらず、老夫婦が勧めてくれた産医が処方するものはあまり効かない。
次第に主人公の女性は、旦那も含め、周りの様子がおかしいことに気付きだすが、誰も信じてくれない・・・
クライマックスが衝撃的。これを見た後は人間不信になるかも。
以上、ホラー系映画をまとめてみました。他にもテレビ・映画関係で記事を書いております。