ドイツ語を勉強する際には辞書が必要です。
単語を調べることは、語学勉強において避けて通ることができない苦行でもあります。ネット環境がある状態で作業をしていると、電子辞書を開けて調べるよりも、そのままオンラインで調べることができれば、作業効率も上がります。
そこでここでは、特におすすめなオンライン辞書サイトを紹介したいと思います。
「日本語」→「ドイツ語」
和独に関しては、かなりおススメなサイトがあります。
それはWadoku.deです。
掲載されている単語量は2008年(約10年前!)の時点で、約30万語の日本語に対して、46万のドイツ語が候補として表示されるようになっています。*1
この単語量は、他の和独辞書(紙バージョン)と比較すると、群を抜いています。というのも他の和独辞書が5~7万単語しか収録されていないからです。
確かにウィキペディア方式で構成されているので、完全に信用できるわけではありませんが、訳語のアイディア出しとしては十分すぎるスペックです。
「ドイツ語」→「日本語」
和独に比べて、使えるサイトが全くないのが独和翻訳です。
そのため、電子辞書を購入することをおススメします。私がおススメする電子辞書は以下の電子辞書です。
なぜこの辞書を勧めるのか、という理由については以下の記事で詳しく書いておりますので、ご参照下さい。
使えないサイト①:Glosbe
独和関係では例えば、下のような無料サイトがありますが、機械翻訳となっており、通常の辞書ではありません。訳語の候補数も多くありません。
使えないサイト②:Gigadict
こちらのサイトの場合、辞書というよりも、入力した単語に関連するドイツ語単語とその日本語訳が表示されます。そのため、知りたい単語の意味を直接知ることはできません。
「ドイツ語」→「ドイツ語」
ドイツ語をドイツ語で説明しているサイトとしては、ダントツでおススメしたいのがDUDEN(デューデン)です。
DUDENは出版社の名前ですが、DUDENはドイツでは国語辞典の代名詞となっているほど信頼性の高いものです。日本語の広辞苑のような位置づけです。
DUDENは様々な辞典を出版していますが、オンラインで無料の独独辞書も提供しています。
オンライン辞書の元となっているデータベースは、30億以上の単語(変化形も含む)情報です。*2
こうした豊富な単語量に加え、単語の意味と同時に用法も表示してくれるため、便利です。
ただ、唯一問題があります。
それは、無料ゆえに広告が多いのに加えて(上の写真の黒塗り部分はすべて広告)、サイトの読み込みに時間がかかることです。読み込みの遅さについては体感レベルですが、少しイライラしてしまいます。
「ドイツ語」→「ドイツ語の類義語」
ドイツ語で文章を書く場合、表現を言い換えたいときがあります。そのような場合、類義語辞典が便利です。
類義語辞典は、自分のドイツ語表現の幅を広げる際にも便利です。
類義語を探すために私が使っているのはWoxikonというサイトです。
約26万語を収録しているため、通常の使用には十分です。
自分が探している意味を常に表示してくれるわけではありませんが、その分、幅広い類義語を提示してくれるため、自分の言い換えの幅を広げてくれます。
無料で使える辞書サイト一覧
つまり、おススメの辞書をまとめると以下のようになります。
和独 | Wadoku |
独和 | カシオ・ドイツ語電子辞書XD-Z7100(*有料) |
独独 | Duden |
ドイツ語類義語 | Wokikon |
ドイツ語に関して役立つような記事を他にも書いておりますので、併せてご覧下さい。