元コンサルタントな歴史家―ドイツから見た日本

ドイツの大学で歴史を研究する伊藤智央のブログ。ドイツと日本に関する批判的な評論を中心に海外生活(留学や移住)の実態をお伝えしています。その際には元戦略コンサルタントとしての経験も踏まえてわかり易くお伝えできればと思います

仕事術

なぜ外国の歴史を勉強するのか?歴史家が考える4つの意義

学校でも大学でも遠い外国の歴史を勉強することがありますが、 そのように地理的にも時間的にも離れた地域の話をどうして勉強しなければならないのか? と疑問に思ったことはありませんか? 外国史を扱う歴史家も、 「どうして、そんなことを研究してるの?…

【体験談】博士論文を2年以内に提出するための具体的方法

私はドイツの大学で博士論文(歴史系分野)を提出しましたが、合計で1年11か月を要しました。 博士論文提出後にも口頭試験や、国によっては出版*1という条件をクリアして初めて博士号が授与されますが、一番の難関は論文を執筆することです。ここで10年費や…

仕事上の夢を現実に変えるための具体的なテクニック

仕事上で夢を持っている人は多いと思います。夢といってもいろいろなものがありますが、組織の中で出世したり、就職や転職で自分のしたかった仕事を得たり、自営業であれば特別な案件を獲得したり、ということがあるでしょう。 しかし、夢とは、その言葉の通…

【これだけ覚えれば十分!】プレゼンで使えるパワポ・ショートカット3選

プレゼンをPCで行う場合、もちろん内容も重要ですが、うまく機器を操作できるかどうかで、発表内容への印象も変わってきます。手際のよい発表を行うためには、ショートカットのマスターが必須になってきます。 手際のよい発表は、見ていても気持ちがいいだけ…

プレゼンで緊張し過ぎないための3つの方法

大人数であれ、少人数であれ、人前で何かを話すときに緊張することは普通のことです。 しかし、過度に緊張すると、話したいことがうまく表現できず、自分の伝えたいことが十分には伝わらなくなります。加えて、緊張が聴衆に伝わり、話している内容への信頼感…

「死ぬほど頑張る!」という根性論よりももっと大切なこと

「他人の2倍、3倍頑張れば成功する!」 ある業界で際立った業績を残したいと思っている人や、立ち遅れていると感じている人からたまに聞かれる表現です。 しかし、こういう表現を聞いてすぐに思うのが、 「本当に2倍、3倍も頑張れるの?」 ということです。…

留学に人生を振り回される文系研究者たち

地域研究をしている場合、その地域への留学は研究者人生においてほぼ義務です。 ただ、留学期間や形態は個々人の事情によって異なっています。 史料を収拾するために海外の大学に籍を置いて、日本に帰ってから日本の大学で論文を提出する場合もあれば、その…

【大学受験対策】東大に入るための、授業の効率的な利用法

受験競争の中で、私は他の人を見ながら「こんなことしてたら、いつまでたっても受験に受からないよ」と思う行動パターンを観察していました。 そうした行動パターンの中でも、最も非効率なものが学校の授業の使い方です。 私は塾にも行かずに、公立高校から…

他人に与える印象をうまくコントロールするための2つの方法

コンサル業に限らず、仕事をする上で人と接する場合、相手にどのような印象を与えるかというのは大切です。 そもそもコミュニケーションのなかで相手に与える情報のうち、言葉よりもボディランゲージが占める割合は多いため、相手へ与える印象を改善したけれ…

【ワーク・ライフ・バランス論】なぜ人は休日にしっかり休む必要があるのか?

友人など周りを見ると、休日まで仕事を入れている人もいますが、それには違和感*を感じます。 *あくまで個人的な感想です なぜ休めないのか?それとも休みたくないのか? 自分も基本的に仕事人間なので、「仕事にしか熱中できない」ということが、どれほど…

戦略コンサルタントとして身に付く能力をわかりやすく解説

戦略コンサルタントという職業は外資系投資銀行と並んで、ハードかつやりがいのある仕事と言われます。加えて、ビジネスマンとして普通の企業で働くよりも何倍ものスピードでの成長が見込まれるともいわれます。そのためもあって、就職活動においても人気上…

【体験談】キャリア選択を正しく悩む方法。最大の敵は「自分自身」?

自分の仕事や職業をどのような基準で選んでいますか? 自分がその仕事内容や職業に興味があるからそれを選ぶ、という人もいるでしょう。 しかし中には、難しそうだから成功させたいという動機が混じっている場合もあるでしょう。上昇志向の強い人の中には、…

【大学を中退したい人へのアドバイス】私が東大を辞めなかった理由

私は大学に入った当初、大学を中退する衝動に駆られたことがあります。 当たり前ですが、周りは猛反対です。「せっかく、東大に入ったのに、頭おかしいんじゃないのか」というようなことはよく聞きました。しかし、結局、東大にもいい面を見つけることが出来…

人と比べることで心を消耗しないためのたった1つの方法

人はよく他の人と比較してしまいがちです。特に、同じような境遇や分野でうまくいっている人を見ると焦ってしまいます。 少なくとも私は、こうした気持ちを抱いてしまうことがあります。 しかし、こんな負の気持ちは全く生産的ではありません。出来れば克服…

ゼロベース思考とは?その意義から習得方法までをわかりやすく解説

ゼロベースで考えればアイディアが出るという話は巷に溢れています。 しかし、実際どうすればゼロベースで考えられるのか、そもそもゼロベース思考とは何を目的としているのかについて十分には解説がなされていません。 そのため、本記事では 定義:ゼロベー…

嫌でもパソコン作業が激速になるたった1つの方法

PCはどのような仕事をしていても多くの場合、必須の仕事道具です。PCを避けて通ることはできません。 そのため、PC自体やOfficeプログラム(ワード、エクセル、パワーポイント)、ブラウザーの操作を1秒でも速くすることができれば作業効率も格段に上がりま…

名ドラマ『スタートレック』に学ぶ、リスクと向き合うキャリア論

質のよいドラマは、社会的な問題や人生について示唆してくれることがあります。娯楽性と同時に社会的なメッセージも秘められているということです。 『新スタートレック』(1987 –1994)はそのようなドラマの一つです。その中のあるエピソードでは、現代日本…

ロジカルシンキングの基礎「MECE」に潜む落とし穴

コンサルタント業に限らず、もれなくダブりなく考えることは重要です。この思考方法のことをMECE (mutually exclusive and collectively exhaustive)と呼びます。 MECEに考えることは重要で、それによって今まで考えられていなかった問題を発見できたり、相…

年功序列型思考が間違っている2つの理由

30過ぎると顔に責任を持てということをどこかで聞いたことがあります。 見てくれについて、30歳ぐらいまでは遺伝の要因が大きく個人の意思ではどうしようもないが、それ以降は、どのように人生を生きてきたのかが顔に表れてくるためどのような顔をしているの…

在ドイツ企業に採用されるための履歴書・カバーレターの書き方

海外で企業の空きポストに応募する場合、応募書類の書き方に関して日本とは異なることから戸惑うかもしれません。 ただ、「海外」での就職・転職活動といっても、それぞれの国によって要求されることが異なるため一括りにして論じることはできません。ですの…

「人生のレールから外れて生きよ」というアドバイスが無責任な理由

サラリーマンや士業*・自営業者のような踏み慣らされた道をたどる人生に対して、逆説的に「レールを外れて生きよ」というようなアドバイスがなされることがあります。具体的にはそれは起業やノマド・フリーランサーという道であったりします。 *弁護士、税…

【人生の岐路で迷ったらどうする?】合理的な選択を下すための1つの方法

「今後の人生が変わってしまうんじゃないか」と前もって感じるような決断をしなければならない瞬間が人生にはあります。そのような瞬間として例えば、学業進路や職業の選択、居住地の変更、結婚・離婚といった重大な決断が挙げられます そのような状況を念頭…

【学術論文から一般向け文章まで】タイトル付けの2つの極意

文章のタイトルをつけるとき、どうやって考えていますか?もしかして、チェックリストや感覚のみに頼ってつけてませんか? どんな文章であれ、タイトル/表題/題名(以下、タイトル)をつける際にはテクニックが必要です。ここでは、タイトルとは一体何なの…

【ラテン語格言】後悔しない人生を送るための1つの心構え

人生に関する格言はたくさんありますが、私が理想とする座右の銘を紹介します。 それは「Carpe diem(カルペ・ディエム)」というラテン語の格言です。直訳すると、「その日を摘め」、つまり「その日を充実させよ」ということです。

【在宅ワークに便利な道具】ガラスボードを導入するメリット

普段から使う仕事道具は機能的で美しいものにこだわりたいものです。きれいな小道具に囲まれると仕事のやる気も出るというものです。 例えば、家で仕事しているときに、立ちながら壁にアイディアを書き出したりできればかっこいいですよね。 ということでガ…

仕事を依頼される2つの理由から考える、長期的キャリア戦略の立て方

仕事を依頼される場合には二つの理由が考えられます。 それは依頼主にとって出来ない仕事だから任されるという場合と、依頼主がしたくない面倒な仕事だからという場合です。 そして面倒だからやってもらう仕事の方が多く、この分野では競争も激しく、ひたす…

タダでカフェ感覚!?書斎から出てベランダで仕事することを勧める理由@ドイツ

私の家には15平方メートルぐらいのベランダがあります。 これまで物置や植物園としてデッドスペースと化していたベランダですが、夏の天気のいい日に朝ごはんをとったり仕事をしたりできるのではないかと思い、IKEAで買った家具でベランダを改造しました。 …

【作業単位へブレイクダウン】アウトプットの質を最適化するためのたった1つのコツ

ビジネスであれ、学術論文の執筆であれ、それがどうやって価値を生み出しているのかを理解することは重要です。というのも、それを意識することが、アウトプットの価値を最大化することの手がかりになるからです。 ではどうすれば「仕事が出来る人」になれる…

ワーキングチェアの選び方で作業効率が変わる!?おすすめの椅子タイプ5選

仕事をしていると、イスによって肩こりになったり、猫背になったりして首が疲れてしまい、作業効率が下がることがあります。そんな時にどのような基準で選んだイスを使っていますか。

【ドイツ・ビジネスマナー】日本人にありがちな間違った握手の仕方

ドイツのビジネスマナーに関する情報はあふれていますが、どれも、箇条書きになっていて整理されておらず、一体どれがより重要なのかわかりにくくなっています。 その結果、一番重要で、かつ日本人に最も守られていないマナーが書かれていない、もしくは箇条…